2007年3月20日 UP
画像の排水マスは上から下にむかって排水します。でもよく見てみると排水管の上側に向いて水が溜まっていますがこれが「逆勾配」と言われる状態です。排水管には排水がうまくいくように滑り台のように勾配がついていますが、この勾配が何らかの原因で逆を向いてしまうと、詰まりの原因になってしまいます。こうなってしまうと排水管の工事が必要です。
カテゴリー:10.下水管
2007年2月22日 UP
画像のように排水管が半分くらい水に使っている場合、この排水管の下流側で詰まりかけていたり、排水管の勾配が狂っている事があります。排水マスは現在、樹脂製のものが主流ですが修理のご依頼はコンクリート製のものが多いですね。
広島水道センター
カテゴリー:10.下水管
2007年2月11日 UP
カテゴリー:10.下水管
2007年1月23日 UP
お家の排水管の途中には「排水マス」と呼ばれる点検口があり、その家の一番下流のマスを最終マスと言います。画像の最終マスは詰まりを起こした状態。このように水が溜まっていると家全体の排水が流れない状態になります。
カテゴリー:10.下水管
2007年1月3日 UP
「トイレの水がなかなか引かないんです。それにお風呂の排水も流したらゴボゴボ音がするんです。」排水詰まり修理のご依頼を頂きました。2ヶ所以上が同時に詰まる場合や、普段は音がしないのに水を流したら排水溝からゴボゴボ音がしだした場合、下水管が詰まっている可能性があります。
下水の詰まりの場合、排水マスを開けて詰まりの原因を調査します。でも、このお宅は排水マスが埋設されていました。流し台、お風呂、トイレなど排水設備がある所や家の曲がり角などに排水マスが設けられています。
地面を掘っていくと、排水マスのフタが出てきました。ここを開ければ詰まりの原因があるかもしれません。
これが排水詰まりの原因。
どうやら木の根がはいってきた様です。かなり以前から流れが悪かったと思われます。
詰まりの原因である根っこを除去して作業完了です。今後は1年に1度くらいは排水マスをあけて根っこが入ってきていないか点検しておいたほうが良いでしょう。
2006年12月29日 UP
下水が詰まったときには排水マスを開けて詰まりの原因がどこにあるのか調査します。増・改築などで排水マスを埋めてしまう場合が多く見られますが、下水が詰まったときは厄介です。画像はトイレの排水マス。この先の曲がり角に詰まりの原因と思われる排水マスがあるはずなのですが、ちょうどその位置に物置が置かれていました。仕方がないので近くのマスから詰まり除去作業開始。
作業を開始後、詰まり除去工具に異物の手ごたえが。どうやら木の根が排水管に入り込んでいるようです。やはりこの先の排水マスを開けてやらないとこれ以上は作業が進みません。
作業を続けること30分どうにか水位は下がりましたが、やはり完全には直りませんでした。木の根は工具を使用して除去するのは難しいので手作業で除去します。このときは深夜だったので工事は翌朝行いました。排水マスを隠してしまうと詰まったときは大変です。
カテゴリー:10.下水管
2006年12月14日 UP
家の外の下水管が詰まった場合、排水マスを開ければ詰まりの原因が分かったりそこから修理できたりしますが、リフォーム等でこの排水マスを地中に埋設してしまうことがあります。こんな時配管の図面があれば排水マスの位置も分かりますが「図面は無いです。」と言われることがほとんどです。そんな時はとにかく地面を掘って調べるしかありません。
排水マスの位置が分かったときはホッとします。詰まりの原因は近くにある木の根が排水マスのフタの隙間などから侵入。フタを開けると詰まっていた水が溢れ出しました。木の根を除去して詰まりは解消ですが、今後の点検を容易にするため排水マスのフタが地面と同じ位置になるように調整しておく必要があります。
カテゴリー:10.下水管
2006年12月13日 UP
下水管の詰まる原因に配管の逆勾配があります。排水管には汚物がスムーズに流れていくように滑り台のように勾配が付いています。だから画像のように排水管に水がたまっているのは排水管が故障している状態です。こういう状態でトイレから汚物を流した場合、管の途中で汚物が止まってしまいます。木の根などの異物の場合は異物を除去すればとりあえず排水は流れますが、逆勾配などの構造上の異常の場合は排水管の工事が必要となります。
2006年12月2日 UP
中区のとある公園。
「集会所のトイレが詰まって下水があふれ出しているので修理してほしい。」とご依頼を頂きました。到着後下水管の詰まり除去工具や高圧洗浄機を使用してなんとか汚水は流れていきましたが、水が引いていった後、下水の詰まりの原因が見えてきました。
詰まりの原因は木の根。排水管の中に木の根が進入しています。手である程度は除去しましたが、下水管のかなり奥まで根が侵入しているのか引っ張っても根っこが出てきません。どうやら地中の管のどこかから根が管内に侵入している様です。
地面を掘って見ると、排水管の継ぎ手の隙間から1本の太い根が管に進入しているのが分かりました。管を切断すると中には木の根がぎっしり入っていました。ここから根が進入していたため、根っこが管に引っかかり、排水マスの側から根を除去できませんでした。
排水管から出てきた木の根。原因となっていた1本の根を除去するとずるずると出てきました。集会所のトイレであまり使用していなかったらしいのですが、これではトイレが流れるわけがありません。木の根は排水管の漏水部分や隙間から水や養分を求めて進入してきます。
原因部分をしっかり修理して工事完了です。一般家庭でも今回と同じように何メートルもの根が進入するケースもあります。排水管の近くに植え込みをしているご家庭は注意が必要です。
2006年11月23日 UP
「下水が詰まってしまって排水マスが水でいっぱいになっているんですけど」とご依頼を頂きました。家の排水には下水の合流部分や曲りの部分に鉄や樹脂、又はコンクリートでできた丸いフタが付いている部分が排水マスです。その中でも家の一番最後についているマスを最終マスと呼びます。
「以前にも最終マスが詰まったことがあったんです」と言うお客様のご指摘どおり最終マスで汚物が流れずに堆積していました。
詰まりを除去した後、下水の詰まりの原因が見つかりました。上の穴がトイレの排水。左が台所、浴室などの排水、下の穴が下水本管につながる排水管ですが、トイレ側のコンクリート製の排水路が途中で壊れて穴が開いています。これでは正常に排水ができずここで汚物が詰まってしまいます。
排水管が本来の位置から下にずれています。これが詰まりの原因です。ここを修理しないと詰まりがすぐに再発してしまいます。
幸いにも排水管の勾配が取れそうな状況でしたので既存のコンクリートの薄くなった部分を一度除去し、排水溝を再生していきます。しっかりと補修することで下水の詰まりと排水管の沈下の再発を防止します。
排水管の沈下が見られたため、管内検査カメラを使用して排水管内に水溜りなどないか検査して無事作業終了です。